facebookは昨年のQuest発売に続き、とんでもないVRのゴーグルを発売するようです
先日、大人気のVRヘッドセットOculus Questの販売在庫が無くなり、次期バージョンの発売が噂されていた「Quest」ですが、かなり精度の高いリーク情報が海外から発信されていたので紹介します。
リークされた公式動画のまとめはこちら
解像度は現行のVRヘッドセットで最高の解像度か！？
現在、リークされた公式動画の情報では、片目２Kの解像度となっているが、 ドイツ在住のVRジャーナリストであるセバスチャン・アン氏によると、片目1600×1440の有機ELディスプレイ（OLED）になる模様。【訂正】 1832×1920 の液晶ディスプレイ（LCD）になります。
これは、去年発売されたPC用高品質VRのヘッドセットのValve Indexと同じ品質になります。
HP Reverb G2に及びませんが、かなりの進化となりそうです。
チップセットはXR２
PCのを必要としない一体型のVRのヘッドセットとして気になるのは、チップセットの性能でしょう。
使われるチップセットはXR2といわれるもので、snapdragon865をベースとしています。
Oculus Questはsnapdragon835を使用しているので、3世代最新のチップセットになり、性能も2倍以上となります。
参照：ROAD TO VR
このチップセットは、最大 90Hzで最大3K×3Kのディスプレイをサポートしているということなので、期待できると思います。
メモリは6GBになる模様です。
価格はなんと64GBで＄299！！！
セバスチャン・アン氏によると 、すでにウォルマートから価格のリークがあるようで、ストレージが64GBで＄299、256GBで＄399です。
現行のOculus Questが32GBで＄399（日本価格49,800円）で販売されていることを考えると、さらに安く提供してきています。
恐らく、256GBで 49,800円 、64GBで35,000円～37,000円くらいで販売されることが予想されます。【訂正】64GBで37,100円でした（惜しい）
大幅に安くなり、性能もアップしたが・・・
性能がアップしたのに価格が安くなり、心配されるのはどこがコストカットされたかという点です。
これは、ヘッドセットを固定するバンドが、ダウングレードになったと噂されています。
下の画像はリークされた公式動画ですが、バンド部分がOculusGoと同じような布地になっています・・・。
これは、OculusGoが安っぽい印象があった理由の一つがバンドなので、あまりうれしくないですね。
Oculus RiftSは完全に役目を終えたか・・・
未確定な情報ではありますが、PCと接続できるOculusLinkは継続される見込みなので、解像度がアップしたQuest2はRiftSの新バージョンとしての役割も果たすとみられ、Riftシリーズは終わったとの見方もあります。
また、RiftSがハンドトラッキングに対応しない一方、Quest2はハンドトラッキングのサポートを強化するというのもあるので、Riftシリーズの終了も現実的かなと思います。
来月発売か？？？
気になるのは発売次期ですが、Quest2の正式発表が噂されるているのは明後日（日本時間9月17日午前2時開始予定）Facebook Connectになります。
前回のQuestは、2019年4月30日開催のF8で発売が発表されて、5月21日に発売が開始されたので 、そうなると10月下旬ごろの発売の可能性もあります。
恐らくウォルマートから価格がリークされている（前回もウォルマートから色んな情報がリークされましたが・・・）ことも考えると、来月発売は現実的にあり得るかもしれません。
Facebookの担当者様、日本のレビュアーにもデモ機を配って下さい！
去年のQuest発売時は日本のレビューアーへの配布はスルーされていたので、今回はぜひ日本のレビュアーにも配ってください。お願いします。
いろいろ情報が漏れていますが、新しいヘッドセットの登場は私たちVRを活用する現場としては、非常に待ち遠しいことなので期待して待っています。
自分は256GB でケースと Eliteストラップ を購入したので、入手後にレビューしたいと思います。
参考としたドイツ在住のVRジャーナリストであるセバスチャン・アン氏のYouTube配信（MRTV）の動画はこちらです。