VR

無料のVR会議アプリ「Bigscreen」の使い方

eF2020年4月24日 XVF


テレビや映画を友人と共有して見ることができるソーシャルVRアプリ「Bigscreen」ですが、 無料で使える VR会議アプリとしても優秀です。

もちろんお手軽なVRデバイスである Oculus goやOculus Questでも 簡単に使用することができます。

では早速「Bigscreen 」の使い方を紹介します。

Bigscreen の特徴


1.複数人で参加できる
2.Oculus GoやViveなど異なるVR機器同士でも利用できる
3.PC画面を共有できる
4.無料で使える
5.簡単に使える

ただし注意点として、Bigscreenは正式にはbeta版となっていて、今後機能が変わってしまうことも考えられます。


必要なもの


VR機器

OculusGo、OculusQuest、Oculus rift s、VIVE、WindowsMR、SteamVR、VALVE INDEXなど ※PlaystaionVRには2020年中に対応予定です


パソコン(画面共有する場合のみ)

VRに対応していない低スペックのパソコンでも可能です

インストールから設定まで


OculusGoとOculusQuest(他の機器は割愛します)


ストアの一覧からアプリ「Bigscreen 」を検索してインストールします

インストールが完了したら、アプリを実行します

次に、ファイルのアクセス許可の確認があるので、必ず「許可する」を選んでください※許可しないを選ぶと正しく動きません


次に、マイクのアクセス許可の確認があるので、これも「許可する」を選んでください。


アプリが立ち上がると 、ログインを求められますので、「CREATE」を選択してください。※画面は一度ログインを行った機器なので灰色になっています

すでにアカウントを持っていれば「LOG IN」を選択してください。


次にチュートリアルが始まるので、一通り操作を覚えましょう。

OculusQuestの場合 、覚えていたほうが良い操作はコントローラーの操作レバーを押し込む(下写真の青い矢印の箇所)とメニューのオン・オフができます

チュートリアルが終われば、右上の「EXIT TUTORIAL」を押します。※自分はこのボタンがわからず、次に進めず苦労しました


便利な設定


アバターの見た目を変更できます。

「Avator」タブを選択すると変更できます。

右側の画面が鏡になっているので、自由に変更しましょう。面倒であれば「RANDOMIZE」を選択すればランダムで変更できます。


会議を行う上で便利な設定を行います。

「Setting」タブを選択します。


左側の「Graphics&Quality」のタブを選択して、「DEFAULT」と「ON」を選択します。

※映像の品質を選択したのですが、回線によっては品質を落としてもいいです。ただし品質を落とすと、パソコン画面を共有して会議を行う場合は、資料の文字が読めなくなる恐れがあります。


次にマイクの設定を行います。

「Push to Talk」という機能がありますが、これはボタンを押している間だけ、マイクがオンになるという機能ですが、会議ではボタンを押すのが面倒なのでオフにしましょう。

これでVR側の初期設定は完了です。



パソコンの設定(画面共有する場合のみ)

公式ホームページからSTEAMをダウンロード(ダウンロードはこちらから)


STEAMのアカウントを持っていない方は、右上の赤で囲んだ箇所の「ログイン」をクリックして、「STEAMに登録」を選択します。


アカウントを持っている方は「インストール」をクリックします。

インストールが完了したら、STEAMを立ち上げます

立ち上がったSTEAM内で「ストア」のタブを選択して、「ストアを検索する」欄に「bigscreen」と入力します


検索結果から「Bigscreen Beta」を選択してインストールします。

共有するパソコンの設定作業はここまでです。

VR会議を行う部屋の作成


ホスト(代表者)になる人が部屋を作成します。

作り方は下の画像の順番通りに選択します。

④の部屋に入れる人数ですが、Oculus GoやQuestのユーザーがホストになった場合は最大で4人となります。

VIVEやRiftsなどのパソコンに接続するVRのユーザーがホストになった場合は最大12人まで参加できます。※パソコンの画面を共有する場合は、パソコンも1人にカウントされます


次に会議に参加する人に部屋のIDを伝える必要があるため、「SHOW ROOM ID」を選択してIDを確認します


下の写真の「room-」の後ろの英数字がIDなのでメモしましょう。


次に会議室を選びましょう。左の「Environment」のタブから好きな場所を選べます。おすすめはsouth Balconyにです。共有する画面が大きくて見やすいと思います。

画面共有するパソコン側の操作


パソコンでSTEAMのアプリを立ち上げ、左上タブの「ライブラリ」から「Bigscreen Beta」を選択して「プレイ」を実行します。


次にポップアップが出るので「Remoto Desktop...」を選択します。

先程と同じログイン画面ができるので、入力したメールアドレスとパスワードを入力します。

次に下の画面が表示されるので、先程のRoom IDを入力して、解像度を選択して「Connect」を押せば完了です。

解像度はデフォルトで720pですが、回線が高速であれば1080pを選択した方が見やすいです

VR会議内での画面共有の操作


メニューを開き、下の画面のとおり「Remote Desktop」を選択します。


「Show on big screen」にチェックを入れて、「Show personal monitor」のチェックを外します。

3D Settingは「2D」になっていることを確認します。


以上の操作で、大画面でパソコン画面を共有することができます。

作成した部屋への参加方法


メインメニューの「Now Playing」タブを選択して、「JOIN ROOM ID」を選択します。


次に先ほど確認したroomIDを入力すれば、参加できます。

ホストの人がROOM IDを確認する方法


先ほどの部屋を作成した際にメモしたroomIDがわからなくなった場合は、下の画面の「INVITE FRIENDS」を選択すれば確認することができます。


以上、簡単ではありますが、無料で利用できるVR会議アプリ「Bigscreen 」の使い方について説明しました。

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